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大好きなおばあちゃん

祖母が入院している。
年齢が高いので、もう外科的な治療もできないらしく点滴をしながらベッドで休んでいる。

「もういつ何が起こってもおかしくない」という医師の言葉を両親から聞いてすごく悲しくなった。
数日前の祖母は実に弱々しくて、会話の途中で意識が混濁することもあった。

お見舞いに行くたびに「これが最後だったら・・・」なんて考えてとても悲しくなった。

そんな祖母がここ数日、すこし元気そうに見える。
起き上がることも、食べることもできないのだけど、顔色がよく声にハリがあるように感じた。

顔を近づけるとにっこり笑ってくれて、楽しく会話ができる。

この数日は、私が赤ちゃんの頃の話や、昔住んでいた家の話し、やっていたお仕事の話などを聞かせてくれる。
私のイトコ(祖母の孫たち)の名を言うと、「ああ何ちゃんね、わかるわよ」といい、見舞いに来る人の名を言うと「あら、きてくれるの、楽しみね」などとはっきりと答えてくれる。

私が娘時代、専門学校が祖母の仕事場の近くだったので、お昼によくお邪魔してお昼をねだった。
ある時すごく立派なサンマを祖母が焼いてくれたことがあったので、祖母にその話をした。
「あのサンマはすごくおいしかった」と。

祖母は「そうよ、新鮮なものを仕入れてるから、それでおいしいのよ」と言っていた。
仕事との事はよく覚えているらしい。

ついでに、三味線を長い事ひいてきたことを思い出したようで祖母のほうからその話をしてくれた。(正直驚き)
「あの小屋(?)で、いつもね、サミセン。ずっとひいたのよ」と。

だけどその日、祖母は自分がナトリになったことは忘れていたらしく「ナトリになったってママ(私の母・祖母の娘)から聞いたよ。すごいよね」と私が言うと「あらそうなの、いやだぁ」と祖母は目を丸くして笑っていた。

笑った顔も、笑い方も昔のまんまの祖母。

そういえば祖母がとりわけ大きな声でが答えてくれたのが、私が「先生のいう事聞いて早くよくなってくださいねっ」って言ったとき-------「聞いてますよ!」ってっ。


祖母は元気になりたいのだと思えてならない。そして元気になってきているのでは?と思えてならない。
祖母の希望がかなってまた元気な日々を送ってほしいと心から願っている。

今できることも少なくなった祖母に、一分一秒でも多く幸せを感じてもらいたい。
私にできることは少ないし、年齢を考えて現実は厳しいかもしれないけど、それでも!と願わずにいられない。

大好きな祖母。
100歳までだって元気だと思い続けてきた祖母。
100歳まではまだ時間が残っているよ。

赤ちゃんのころからずっとお世話になってきたのは私のほうなのに、祖母が私に「ありがとう」と言ってくれた。
この「ありがとう」を祖母の笑顔と共に私一生忘れたくない。

また元気になって、少しでも幸せな時間を過ごしてという強い願いと、心からの感謝とともにまた病室を訪ねる。





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